MINI4KINGには多くのキャラが登場します。
特に主人公のモー太とそれに味方するキャラと、彼らに立ちふさがる敵キャラがメインです。
モー太は今作の主人公ですが、どんな性格の少年なのでしょうか。
そして彼に味方するというキャラたちは、どんな性格でどういった経緯で味方となってくれたのかも気になります。
今回は主人公のモー太をはじめとした、メンバーたちの性格や仲間になった経緯などについて考察していきます。
・味方キャラの性格について
・各キャラの愛用マシンについて
主人公の味方キャラとは
運命の巻戻士
読んでたらミニヨンキング(?)でドストライク美少女写ってたんですけど、この子は誰ですか? pic.twitter.com/QTS6Ko8Bjg— タコツボ9@9/21謎の男子会オフ (@octopuspot9) March 18, 2024
主人公のモー太はミニ四駆が大好きで、幼いころからずっと当時買ってもらったミニ四駆マシンを愛用しています。
彼は中学生になり、家の叙情で転校してきます。
そこでミニ四駆を通して敵や味方、個性的なレーサーに出会っていくのです。
特にチーム戦を敵から挑まれて、仲間として一緒に参加してくれるレーサーを集めるところが一番の見どころ。
ここからはモー太はもちろんですが、その後登場する味方キャラの性格について考えていきます。
工藤モー太(くどうもーた)
久しぶりに工藤モー太を感じられて何よりです…ミニヨンキング、忘れないよ pic.twitter.com/GIEZAfAPBg
— そーぶさん (@sobu_mini4wd) February 18, 2024
工藤モー太(くどうもーた)は本作の主人公で、熱海にある温泉宿を営んでいる家の息子になります。
新しい学校に転校して、温水沢(ぬくみざわ)というお坊ちゃまに目をつけられてしまうのです。
そしてレースバトルに挑まれますが、温水沢の嫌がらせでマシンが壊されてしまいます。
ですがモー太はマシンを修理して徹底的にカスタムしたマシンは、温水沢の姑息な手もはねのけて見事勝利。
さらにすごいことに彼はこのレースを純粋に楽しんでおり、嫌味も全く通じないほど気にしない性格でした。
そんなモー太の相棒のロードスピリットは幼いころに母からもらったもので、今もずっとスピリットだけを大切にしています。
もっと速く走らせたいという気持ちだけで、無限に思われるカスタムを試すほどの熱中ぶりを見せます。
そう、モー太は周りにも引けを取らないほどのミニ四駆バカなのです。
ミニ四駆に関してはとても負けず嫌いで、ミニヨンフェスでグリスと一緒に最下位になったときもそれを発揮しました。
グリスは「先頭になるのは俺だ」と言い出すと、モー太は「いいえ俺です」と真顔で返したのです。
普段笑顔が多いモー太が、真顔になってまでそう言った発言をするということは、相当にミニ四駆で一番になることにこだわりを持っていることを示唆しています。
ミニヨンフェスでは敵チームの一員であるギ亜斗や刃との激闘の末、優勝を勝ち取ります。
しかし大会後に出会った敵チームのリーダー、KING(キング)とのレースで大敗を喫してしまい、自分の未熟さを痛感したのです。
その後は仲間たちとさらなる成長を遂げました。
そんな熱血主人公モータの愛用マシンはロードスピリット。
ストレートコースが最も得意で、加速スピードはチーム1です。
その反面、コーナーや悪路などには弱く、吹っ飛んでしまいがちになります。
ですが苦手な部分はストレートで補うという、まさにまっすぐな性格のモー太の愛機らしい性能をしています。
グリス・マッケンジー
MINI4KING 第10話「暗黒流星」
コロコロコミック6月号にのせてもらってま~っす!
砂のストレートで最下位になってしまったグリス・・・どうしちゃった!がんばれがんばれ🔥🔥#mini4king #ミニヨンキング #mini4wd #ミニ四駆
(手違いによりサブタイトルが載ってません、よしなに) pic.twitter.com/RJeU3hXB2b— 今田ユウキ👶 (@pungter) May 13, 2022
ミニ四駆大好き少年のモー太のはじめの仲間となった、グリス・マッケンジー。
彼はモー太の転校先のクラスメイトでした。
彼も温水沢のやり方に不満を抱いていましたが、面倒に巻き込まれるのが嫌で傍観していました。
その後転校してきたモー太と温水沢の試合を見て、考えを改めます。
初登場時は見た目と発言の関係で、まるでヤンキーのような子なのだと思われがちです。
ですが実はとても小心者で、モー太のようなパワータイプではなく、計算高い性格をしています。
結構熱血な雰囲気かと思われがちですが、チーム内のツッコミタイプ。
しかも相当なあがり症で、人前で失敗することを恐れて大会や練習走行も出来ないほど。
ですがモー太やタミ子がけしかけたことで、それを少しだけ克服することに成功します。
熱海ミニヨンフェスにも彼らが出るからという理由で、本人も参加を決意。
モー太が暴れる役ならば、グリスはストッパーのような立ち位置です。
そんなグリスの愛用マシンはロードナイト。
ロードナイトはスピリットと異なり、コーナーというコースの曲がる部分に強い特性があります。
その特性にグリスはタミ子が提案した特訓で気づき、コースやカスタムを得意の計算で積み上げました。
大会では無駄をほぼなくした、静かでとんでもなく速いマシンへと昇華させたのです。
スピリットが動であれば、ナイトは静と言えるマシンでしょう。
民家タミ子(たみやたみこ)
28冊目 #ミニヨンキング 4巻
仲間東京←
タミ子様が凄くおっぱいでしたわ🌊感想略 pic.twitter.com/SbS73lVmlf
— ミヤビ@MISTY -ミスティ- (@lier_miyabi) May 26, 2023
次に仲間になったのは民家タミ子(たみやたみこ)です。
彼女はなんと、ロードシリーズマシンの開発者でした。
初登場はモー太とギ亜斗とのバトル中で、どこからともなく登場し、モー太にレーザーパーツを与えます。
彼は何のヒントもなく、スピリットにふさわしいパーツを選んだことに驚いていました。
その後、開催されたミニヨンフェスでは実況と進行を担当。
彼女自身は意外とノリがよく、悪知恵を働かせることが多いです。
フェスでは参加人数が多いからと、急遽コースを変更して上位5人までの進出にすると言い出しました。
彼女は自分が作ったマシンと似ているジャドーマシンが嫌いで、大会に参加したギ亜斗や刃に対して、強い嫌悪感を抱いています。
そのためフェスの予選でモー太たちが彼らに負けた事をひどく怒り、二人を鍛え上げると宣言。
本戦では二人に任せるのが不安という理由から自らレースに参加し、「ロードこそ最速」とギ亜斗たちに言い切るのです。
ロードマシンの開発者なこともあり、ロードシリーズに対する愛と熱意は相当なものです。
そんな彼女の愛用マシンはロードジェット。
ロードジェットは相手から受けた衝撃を、カウンターとして何倍にもして打ち返すという特性があります。
マシンに着けているボディは開閉が可能で、衝撃を受けるとボディが開いて閉じたときの勢いでぶつかった相手をはねのけるというものになっているのです。
さらにジェットについているレーザーパーツは、通り抜ける空気を圧縮して衝撃波にする効果を持っています。
ロードマシンの生みの親らしく、彼女のマシンはこれ以外にも可能性を多く秘めているでしょう。
虎菱ネイ児(とらびしねいじ)
MINI4KING最終4巻(だいたい)本日5/26発売!!
カバー裏両面おまけ
巻末おまけもあるよ~!
読んでね~~🥳🥳🥳https://t.co/YgOnoWKR8V#mini4king #ミニヨンキング pic.twitter.com/G8oqZE0DIY— 今田ユウキ👶 (@pungter) May 26, 2023
虎菱ネイ児(とらびしねいじ)はモー太とKINGとの戦いの後、東京で行われるレースに備えて仲間集めをした際に出会った一人です。
ミニヨンフェスの予選会場で初登場。
しかし開始前にほかの参加者同士の喧嘩を止めるシーンしか登場しませんでした。
予選では1005位という結果となり、本戦には参加できず。
予選落ちした理由も、他のマシンのちょっとしたゆがみが気になって指摘していたからという、何とも変わったものでした。
彼自身は見た目がいかつく、言っていることは至極真っ当なのですが、顔が強面のなのが災いして周りから怖がられています。
ミニヨンフェス終了後、モー太の家の近くにあるお寺を建てているところにモー太は遭遇します。
実はネイ児は建設会社の代表を務めていたのです。
彼はちょっとしたずれなどを敏感に感じ取る特技があり、それをモー太のマシンにも指摘します。
その一件でモー太も行き詰っていた部分を解消でき、ネイ児は彼からチームに加わることを提案されます。
進化したロードスピリットを見て感動し、チームに入ることを決意しました。
そんな彼の愛用マシンはロードパンチ。
レーザーパーツであるトールハンマーは、高さに対するスピードや衝撃を威力に変換させます。
それを活用して、マシンのスピードをさらに加速させる特性を持っているのです。
李永苑(リ・ヨンリン)
MINI4KING 第16話「ラブハリケーンカテゴリー5」
コロコロコミック12月号にのせてもらってます!
5人目の仲間を求めて中華料理屋へ!
モー太は結婚するのかしないのか!!?
よんでみてね~🦧🦧🦧
(次からはウェブの週刊コロコロで月刊連載となります)#mini4king #ミニヨンキング #mini4wd #ミニ四駆 pic.twitter.com/j24Tpu42Ra— 今田ユウキ👶 (@pungter) November 15, 2022
モー太のチームの最後の仲間は、李永苑(りよんりん)です。
彼女はミニヨンフェス予選で初登場し、予選前にパーツを落としてしまってそれをモー太が拾ってくれた際、手を触れた関係でドキッとしてしまいます。
しかも初対面なのにもかかわらず、手が触れただけで結婚や告白だと勘違いする恋愛脳気質があります。
そのたった数秒のやり取りでモー太に一目ぼれして、彼に好意を抱きます。
予選では15位と上位に食い込んだものの、本戦にはいけませんでした。
その後、東京のレースに出るために彼女を勧誘する目的で、モー太をはじめとしたメンバー全員で彼女の家でもある中華料理店『大四軒(だいよんけん)』へ。
実は永苑は、モー太と初めて会った時から彼と結婚すると豪語していたのです。
ですが、もちろんモー太にその気は全くなく、全力でお断りしてしまいます。
ショックを受けた彼女は「自分が勝ったら結婚してミニ四駆を辞めてほしい」と言い始め、彼とレースバトルをすることに。
永苑はミニ四駆を始めたばかりの初心者でした。
彼女のマシンはレーザーパーツを使って、じわじわとモー太と引き離していきます。
しかしモー太の機転によってレースはモー太の勝利。
彼女は彼の一番になるためにもっと強くなることを決意してチームに加わることになりました。
そんな永苑の愛用マシンはロードアビス。
アビスはレーザーパーツであるアビーテイルを使うことで、遠心力を力に変えてバランスを保つことが出来ます。
本来マシンはコーナーや遠心力でバランスを崩しがちになりますが、アビーテイルはその崩れるバランスを調整してくれる役目を果たしているのです。
味方キャラ一覧まとめ
ミニヨンキングも揃うたー(「・ω・)「#ミニ四駆#MINI4KING pic.twitter.com/DhnxbNMGre
— 👺ぐろりあ🦓㌠ (@Gloooooria_Y31) July 17, 2023
・あがり症な頭脳派、グリス・マッケンジー
・ミステリアスなロードの開発者、民家タミ子
・少しのずれも許さない感動屋親方、虎菱ネイ児
・マシンと心を連動させる天才初心者、李永苑
以上、MINI4KINGの味方キャラの紹介でした。
この作品は全4巻という短いものですが、それが気にならないくらいに濃厚な内容となっています。
ミニ四駆が好きな方はぜひ彼らの熱い戦いをご覧ください。